ウリヨナ・オディシャリヤ
アーティスト/リトアニア・ジョージア
ウリヨナ・オディシャリヤは、リトアニアとジョージアにルーツを持ち、ヴィリニュスとロンドンを拠点に活動するアーティストです。彫刻、写真、映像、テキスト、収集行為を横断して制作しています。
ウリヨナは数年にわたり、オンラインのリセール・プラットフォームで見つけた画像や、再利用された包装紙、梱包材、事務用紙を用いて制作を行ってきました。そこから生まれる抽象的な彫刻的オブジェ、コラージュ、写真は、大量生産と消費のシステムが日常に残す痕跡やほころびを、輪郭の曖昧な像として映し出します。
彼女は、メディアを通して形づくられる家庭や日常生活のあり方、そして摩耗や使用によって大量生産品がどのように変容し、保存に抗いながら別の意味や価値を帯びていくのかを探究しています。
また、リセール・プラットフォームに並ぶアマチュアによるスナップ写真にも関心を寄せ、それらの素朴な商品写真を、静物画の系譜やファッション写真、商業写真の慣習と照らし合わせながら読み解いています。
プロジェクト
滞在中は、食品の保存や保管、贈り物の包装、保護のための包みといった、日本における「包む」文化のなかで、機能性と詩性がどのように交差するのかを探ります。そこに宿る神秘性や意味にも目を向けながら、紙を扱う技法の実践的な探究と執筆を組み合わせたリサーチを展開します。
本レジデンスは、Arts Council EnglandおよびLithuanian Culture Council(リトアニア文化評議会)の助成を受けて実施されています。