レイナ・ブリジット・タケウチ
ダンスアーティスト・ライター・エデュケーター・キュレーター
日本・オーストラリア
日本とオーストラリアにルーツを持つダンスアーティスト、教育者、ライター、キュレーター。異文化間の交流やディアスポラの経験を軸に活動しています。日本、インド、タイ、オーストラリアで育った「サードカルチャーキッズ」としての背景が、コンテンポラリーダンス、パペットの技法、日本のソマティクス(身体心理学)、ストリートダンスを織り交ぜた独自の身体表現につながっています。「間(ま)」という考え方を大切にし、協働的な学びの場づくりや時間の分かち合い、身体の動きを通して、学びを変容させ、多様なコミュニティを元気づける活動を行っています。アジア系オーストラリア人のパフォーマンス実践の収集・継承に関する研究で博士号(PhD)を取得。
プロジェクト
MiSHŌでの滞在では、レイナは「言葉のずれ」と「アーカイブの修復」をテーマに、おばあちゃんが遺した書のアーカイブと、世代を超えて家族が共有してきた紙の資料と向き合います。おばあちゃんが書き損じた書の紙を、パフォーマンス、パペット、折り紙を通して再構成し、藤野の風景を背景にその探究の過程を撮影・記録します。
このリサーチとあわせて、レイナは地域の子どもたちや親子を対象に、紙を使った工作によって作られるシンプルなかたちと身体の動きによる物語づくりをテーマにしたワークショップを開催します。地域の家族やコミュニティの方々が集まり、紙、動き、言葉、遊びの親密な関係を探ります。
身近な素材や再利用の素材で気軽にものづくりを楽しみ、「紙遊びの楽しさ」をあらためて感じてもらうことが、このワークショップのねらいです。