アーティスト/フランス
マチュー・サントリ(1994年、フランス・アジャクシオ生まれ)は、
パリを拠点に活動するアーティストです。
日本の和紙や壁紙、木材などを使って、ドローイングを
中心に立体作品も制作しています。
作品には「エロティシズム(官能性)」というテーマが一貫して流れており、描くときの身体の動きや形、色、モチーフを通して、
技法そのものが持つ感覚的な魅力を表現しています。
繊細な線で描かれる作品は、その美しさとは対照的に、
どこか不思議で違和感のある場面を描き出し、
見る人を惹きつけながらも、
同時に少し落ち着かないような感覚へと導きます。
立体作品では、オブジェや箱のような形を用い、
「欲望」や「禁じられたもの」をテーマに制作しています。
また、繰り返し作品に取り入れている壁紙は、
家庭の室内空間であると同時に、人の心の内側を思わせるものとして
扱われています。夢や記憶、現実、
想像の世界が重なり合うような作品世界を生み出しています。
2026年にパリ国立高等美術学校(École des Beaux-Arts de Paris)を卒業。
2024年にContemporary Drawing Prize、
2026年にAmis des Beaux-Arts de Paris Prize
を受賞しています。
2025年にはパリのGalerie Suzanne Tarasièveで
初の個展を開催しました。
グループ展では、パリのCrush(2026年)、
Drawing Now(2025年)、Galerie Michel Rein(2025年)などに参加しています。
作品は、パリ国立高等美術学校のコレクションにも収蔵されています。
プロジェクト
MiSHŌでの滞在中は、藤野の周辺を歩きながら、自然の中にある植物や動物などを観察します。
写真を撮影し、そこから得たイメージや出会った風景を、ドローイングのためのインスピレーションやモチーフとして集めていきます。
藤野での滞在を通して十分にインスピレーションを得た後は、
MiSHŌのスタジオで制作を行い、ベルギー・アントワープで
開催予定の展覧会に向けた新しい作品を制作する予定です。