ゲディミナス・シャウリュス
出身の映画監督・ビジュアルアーティスト/リトアニア
リトアニア出身の映画監督・ビジュアルアーティスト。ニューヨークのアート・ディレクターズ・クラブ(ADC)の「Young Guns」賞(2009年)をリトアニア人として初めて受賞するなど数々の受賞歴があります。また、リトアニアを代表する三つのクリエーターアワード(演劇のGolden Stage Cross、映画のSilver Crane、広告のGolden Arrow)をすべて受賞した、唯一のクリエイターです。
シュルレアリスムと控えめなユーモアを織り交ぜながら、人間のアイデンティティや、実存のもろさをテーマに作品を制作。イラストレーション、立体物、実験的なアニメーションの技法を組み合わせた独自の視覚言語が特徴で、「かたち」そのものが物語の重要な一部になっています。
プロジェクト
MiSHŌ滞在中は、土地に呼応した映像と音によるインスタレーション作品『The Breathing of Things(モノたちの呼吸)』を制作します。映像が、自然の質感、動き、光、そして朽ちていくものとどう響き合うかを探ります。
日本の神道における「神(カミ)」の考え方と、バルト地域のキリスト教以前の自然信仰「ペイガンニズム」に着想を得て、自然を「生きた存在」として捉える両者の共通点を見つめます。環境の観察、地域の方々との対話、日本の音響アーティストや作曲家との協働を通して、藤野の風景、音、文化的背景から生まれる没入型の映像・音響体験をつくることを目指しています。
滞在の最後には、オープンスタジオで、実験的なインスタレーションのプロトタイプを発表する予定です。
本滞在は、リトアニア文化評議会(Lithuanian Council for Culture)の支援を受けています。