MiSHŌ Residency 06    
(August-September 2026)



OPEN STUDIO R06



MiSHŌ Residency 06 Aug-Sep 2026

【日時】2026年9月13日(日)
【時間】10:00〜17:00
【場所】MiSHŌ House(日連564)
【費用】入場無料/ドネーション制
※駐車場は会場から徒歩約2分の山下医院(日連585-1)のスペースをお借りします。

【会場】

MiSHO House (相模原市緑区日連564)


・高尾駅~各停で2駅の「藤野駅」から徒歩12分
・ローソン・スリーエフ藤野店の裏にあります


【駐車場】



・藤野小学校の校庭側(山側)にある道からお入りください。
・道沿いの2台分と建物を正面に見て右側の駐車スペースのみ利用可能です。
・満車の場合は、相模川の反対側にある「マージナル藤野」駐車場をご利用ください。


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異なる分野で活動する3組のアーティストによる、4週間の滞在制作の成果を発表します。

それぞれ異なる視点から、藤野の自然や人、文化と向き合い、滞在中に集めたリサーチ素材や制作した作品を展示します。当日は、ビールやワイン、お茶などのドリンクもご用意する予定です。

アートに触れながらアーティストとの交流をぜひお楽しみ
ください。



Elvita Brazdylytė and Ugnė Tamuliūnaitė
エルヴィタ・ブラズディリーテ & ウグネ・タムリウナイテ

舞台美術家・衣装デザイナー

エルヴィタ・ブラズディリーテとウグネ・タムリウナイテは、舞台美術、インスタレーション、映像、テキスタイルなど多様な手法で、空間・身体・観客の関係を探求するリトアニアのアーティストデュオ。二人が継続して取り組むプロジェクト「Would You Mind Being Around Me While I Work on This」第3章の創作に向け、藤野での滞在では染織家との交流や富士吉田への視察を通じて、日本の伝統的な織物の文化や手法、繊維の再生手法をリサーチ。オープンスタジオでは、過去作品の映像インスタレーションとあわせて、今回のリサーチの成果を展示。

Fabiana Moch ファビアナ・モック

イラストレーター

ファビアナ・モックは、メキシコ・ベラクルスを拠点とするイラストレーター。物語やキャラクターを描くことを軸に、自然や日々の暮らしに潜む物語へ優しい眼差しを向ける。プロジェクト「The Imagined Herbarium of Fujino -  想像上の藤野の植物標本」では、藤野の植物を小さな生きものが暮らす世界として描く。土地を歩いての観察に加え、藤野の方々から寄せられた好きな植物にまつわるエピソードや交流をもとに、植物ごとの詩的な物語を紡ぎ、その一部を今回公開。

Mathieu Santori マチュー・サントリ

ドローイング・アーティスト

マチュー・サントリ(1994年、フランス生まれ、パリ拠点)は、和紙や木材を用い、ドローイングを中心に立体作品も手がけるアーティスト。繊細な線描を通して、身体や形、色に宿る官能性と、どこか不穏な違和感を描き出す。パリ国立高等美術学校卒、Contemporary Drawing Prize等を受賞。MiSHŌでの滞在中は藤野の文化と自然に身を置きながらアントワープでの展覧会に向けた作品を制作。




Elvita Brazdylytė and Ugnė Tamuliūnaitė
ウグネ・タムリウナイテ
エルヴィタ・ブラズディリーテ

舞台美術家・衣装デザイナーリトアニア  EN  





ウグネ・タムリウナイテとエルヴィタ・ブラズディリーテは、
リトアニアを拠点に活動する舞台美術家・衣装デザイナーであり、
共同で作品を制作するアーティストデュオです。現代演劇をはじめ、
空間を使ったインスタレーションやさまざまな表現方法を取り入れた
作品を手がけています。

舞台美術や衣装に加え、映像、テキスタイル、音、
身体を使った表現などを組み合わせながら、空間と身体、
そしてそこにいる観客との関係について探求しています。

現在は、異なる文化や環境の中で制作を行いながら
展開していく3部作のプロジェクト
「Would You Mind Being Around Me While I Work on This
(私がこれを制作しているあいだ、そばにいてもらえますか?)」
に共同で取り組んでいます。

プロジェクト

「Would You Mind Being Around Me While I Work on This」は、舞台美術家のウグネ・タムリウナイテとエルヴィタ・ブラズディリーテによる継続的な共同プロジェクトです。
現代演劇や舞台美術、インスタレーション、パフォーマンスなど、
さまざまな表現を組み合わせながら作品を制作しています。

MiSHŌでの滞在では、
このプロジェクトの第3章に向けたリサーチを行います。
自然の変化や不安定さとともに暮らす環境が、
人の注意の向け方や他者との関わり方、
そして空間の感じ方にどのような影響を与えるのかを探ります。

藤野での滞在中は、土地や周辺環境の観察、人々との会話、音の記録、
写真や映像の撮影などを行い、
今後制作するパフォーマティブ・インスタレーションのための
素材を集めます。集めた素材をもとにした作品制作は、
レジデンス終了後、パフォーマーとの共同制作を通して進めていく
予定です。

また、今回の滞在を通して、
他のレジデントアーティストとの交流やそれぞれの制作方法の交換、
これまでの作品の紹介なども行い、
今後につながる国際的な協働関係を築くことを目指しています。

特に、藤野の文化や建築、そして自然との関係に関心を持っています。
土地の風景や時間の流れ、環境の変化に人々がどのように適応しながら
暮らしているのかを学び、それらを自分たちの創作活動にどのように
取り入れられるかを探っていきます。





Mathieu Santori マチュー・サントリ
アーティストフランス  EN  




マチュー・サントリ(1994年、フランス・アジャクシオ生まれ)は、
パリを拠点に活動するアーティストです。
日本の和紙や壁紙、木材などを使って、ドローイングを
中心に立体作品も制作しています。

作品には「エロティシズム(官能性)」というテーマが一貫して流れており、描くときの身体の動きや形、色、モチーフを通して、
技法そのものが持つ感覚的な魅力を表現しています。
繊細な線で描かれる作品は、その美しさとは対照的に、
どこか不思議で違和感のある場面を描き出し、
見る人を惹きつけながらも、
同時に少し落ち着かないような感覚へと導きます。

立体作品では、オブジェや箱のような形を用い、
「欲望」や「禁じられたもの」をテーマに制作しています。
また、繰り返し作品に取り入れている壁紙は、
家庭の室内空間であると同時に、人の心の内側を思わせるものとして
扱われています。夢や記憶、現実、
想像の世界が重なり合うような作品世界を生み出しています。

2026年にパリ国立高等美術学校(École des Beaux-Arts de Paris)を卒業。
2024年にContemporary Drawing Prize、
2026年にAmis des Beaux-Arts de Paris Prize
を受賞しています。
2025年にはパリのGalerie Suzanne Tarasièveで
初の個展を開催しました。
グループ展では、パリのCrush(2026年)、
Drawing Now(2025年)、Galerie Michel Rein(2025年)などに参加しています。
作品は、パリ国立高等美術学校のコレクションにも収蔵されています。

プロジェクト

MiSHŌでの滞在中は、藤野の周辺を歩きながら、
自然の中にある植物や動物などを観察します。
写真を撮影し、そこから得たイメージや出会った風景を、ドローイングのためのインスピレーションやモチーフとして集めていきます。

藤野での滞在を通して十分にインスピレーションを得た後は、
MiSHŌのスタジオで制作を行い、ベルギー・アントワープで
開催予定の展覧会に向けた新しい作品を制作する予定です。








Fabiana Moch ファビアナ・モック
イラストレーターメキシコ  EN  





ファビアナ・モックは、メキシコ・ベラクルスを拠点に活動する
イラストレーターです。物語を描くことと、
個性豊かなキャラクターを生み出すことへの深い愛情をもとに
作品を制作しています。

美術を学んだ経験を背景に、現在はフリーランスのイラストレーターと
して活動しています。自然や日々の暮らしからインスピレーションを
得ながら、私たちの身近なところにひそむ物語に目を向けています。

「やさしさ」を大切にしながら、一つひとつの作品にその穏やかで温かな
感覚を映し出そうとしています。

プロジェクト「Herbarium(植物標本室)」

「The Imagined Herbarium of Fujino
(想像上の藤野の植物標本室)」は、
藤野の植物を詩的で遊び心のある視点から
見つめるイラストレーション・プロジェクトです。

藤野に生える植物を、小さな動物や想像上の生きものたちが暮らす、
親密な世界として描いていきます。一つひとつの植物を、
それぞれがひとつの世界としてとらえ、森の中で想像上の生きものが静かに暮らす、小さな住みかや休息の場所として表現します。

プロジェクトは、藤野の自然の中を歩くことから始まります。
歩きながら植物を観察し、スケッチやメモ、写真を記録することで、
この土地と直接つながりながら制作を進めていきます。

また、地域の方々との会話を通して、藤野で好きな植物や、
自然にまつわる思い出、
土地について受け継いできた話などを聞くことも大切にしています。

こうした出会いや交流の中で集めた話や、
地域の方々から寄せられた絵や植物についての言葉をもとに、
それぞれの植物のイラストに添える短い詩的な物語をつくっていきます。










MiSHŌ Visiting Artist  (2026 June-



Madoka Tasaka 円 ・田坂
アーティストダンサー
EN

東京出身。身体表現、映像制作、写真、文章。
領域を横断しながら創作を重ねる。鉱物店経営。
2019年より鯨井謙太郒氏に師事、踊り・オイリュトミー・舞踏を学ぶ。
合気道小戸神武会所属。踊りの身体技法から生まれる動きと言葉の交差、
武道の実践から得られる心身のあり方や呼吸の感覚。
それらすべてを表現活動に落とし込みながら、可視、
不可視の奥にある多層的な身体のあり方を探求している。


《 境界を聴く 》


本滞在では、田坂円が藤野という土地に触れ、
人や風景、歴史との出会いを通して、
身体に生じる変化を探求する。

目に見えるものによって日常を認識しているところから、
その背後にある、言葉にならない気配や記憶、関係性を知覚すること。
形として現れているものだけでなく、
その奥で起こっていることに耳を澄ませるとき、
身体は何を知覚しうるのか——それが田坂の関心である。

踊りの実践や合気道における「結び」の感覚を手がかりに、
田坂は人と人、身体と土地、内側と外側、
あらゆる境界に生まれる変容を見つめる。

滞在中は、映像や文章による記録を行いながら、
その過程で立ち上がる感覚や問いをもとに、踊り、映像、
文章による作品制作に取り組む。



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