Who we are
MiSHŌは、
東京の西に位置する里山のまち藤野を拠点としたアート団体です。
戦時中この地に疎開してきた芸術家による芸術都市構想をはじめ、80年代以降の様々なアートプロジェクトやレジデンスプログラムを市民主導で行ってきた豊かな文化的土壌、そして、トランジションタウンをはじめとした市民活動やオルタナティブ教育、森の再生活動などを全国に先駆け行ってきた寛容な地域性を背景に、私たちは、アートとエコロジーが交わる現代の視点から、地域内外のクリエーターによる共創を支援するレジデンス・プログラムやコミュニティ・アート・プロジェクトを行っていきます。
種子から発芽して育った幼植物を意味する「実生」。
この言葉を掲げた私たちのプロジェクトでは、里山に人が関わり環境を整えることで森の生命力を生活に活かしてきたように、アーティストと地域の人々が交流することで、 新たなアイディアや
創造的なソリューションの自発的な芽生えを支える文化的土壌を耕していきます。
そして、この場から生まれる有機的でクリエイティブな活動や人のネットワークを世界へとつなげるハブとなることで、この地域から自然と文化のエコシステムの再生を促していくことを目指します。
MiSHŌについて
MiSHŌは、橋本耕平とヴィカ・ムノジナ・橋本によって運営されています。
橋本 耕平(共同代表 / アーツマネージャー)
東京都出身。ロンドン芸術大学(University of the Arts London)でサウンドアート&デザインを学ぶ。帰国後、ARCUS Projectや3331 Arts Chiyodaなどのアートプロジェクトでコーディネーターとして活動したのち、東京近郊の文化施設の運営や地域文化事業の企画運営に携わる。2021年より神奈川県相模原市藤野地区を拠点に活動。
ヴィカ・ムノジナ・橋本(共同代表 / アーティスト)
リトアニア出身。ロンドンのミドルセックス大学でサウンドアートを学ぶ。2021年に藤野へ移住。地域の暮らしに積極的に関わりながら、自主的なソーシャル・フォトグラフィー・プロジェクトを通して、土地の日常や受け継がれてきた文化・風習を記録し続けている。
MiSHŌのはじまり
2021年、私たちは自然の近くで暮らしたいという思いから、東京から藤野へ移り住みました。そこで出会ったのは、世代を超えて人々がつながる温かなコミュニティと、豊かな自然に育まれた創造性でした。
藤野は、一見すると特別な観光地ではありません。しかし、この土地の魅力は、華やかな景色や賑わいではなく、日々の暮らしのなかに息づく創造性や、人と人との自然なつながりにあります。
私たちは次第にアーティストの友人たちを藤野へ招くようになり、この土地がかつて育んできたアーティスト・イン・レジデンスの歴史や精神を、現代に受け継ぎたいと考えるようになりました。
藤野で長年地域づくりに携わってきた中村賢一氏、そしてリトアニア大使館文化担当官のガビヤ・チェプリオニーテ氏の支えを受け、2024年にMiSHŌを立ち上げ、リトアニアのアーティスト・コレクティブMMLABを迎えたパイロット・レジデンス・プログラムを実施しました。
2025年には、
町の中心部にある庭付きの一軒家と出会い、MiSHŌ初のレジデンス拠点として整備を始めました。地域の人々の力を借りながら、DIYによる改修や技術の共有、共同作業を重ね、オープン直前まで準備を続けました。そして2025年8月末、この場所に最初のレジデント・アーティストを迎えました。